2013年9月2日月曜日

ECI代表団、アメリカ主導の空爆の瀬戸際のエルサレムへ

国際社会は今こそ、シリアの化学兵器使用を阻止すべく行動しなければならない

【エルサレム】2013年9月2日

今こそ、国際社会はイスラエル支持をよりはっきりと表明すべき時である。

シリアにおける暴行は激化しており、西側の情報によると、アサド政権は、女性や子供を含む自国民1400人を毒ガスで殺害した明らかで動かぬ証拠があるという。国際社会は、さらなる化学兵器や生物兵器の使用を防ぐために、今まさに行動を起こさなければならない。紛争がイスラエルや他の周辺諸国に拡大していく危険がある。

同時にECIのようなイスラエルの友人たちは、外交面での戦いに勝利してイスラエルを助ける努力をより強めていく必要がある。

これが、数日あるいは数週後にはアメリカ主導のシリア空爆が行われる瀬戸際にあるエルサレムに、一週間の現地調査団を送った後のECIの中心的なメッセージである。アメリカは、アサド政権によるさらなる化学兵器使用を阻止するための警告的な軍事攻撃を考えている。

イスラエル政府高官およびイスラエル議会であるクネセットのメンバーとのハイレベルの会談で、ECIは、EUや国連で進められているイスラエルに対する外交的な戦いについてとともに、シリアの現状について話し合った。

クネセットでの、シリア危機に関する特別招集緊急会議にも関わらず、議長のYuli Edelstein(ユリ・エデルステイン)は、ECIの代表団のPerrine Dufoix(ペリーヌ・デュフォックス), Gregory Lafitte(グレゴリー・ラフィット)、Tomas Sandell(トマス・サンデール)との会談のため時間を割いた。

ECIは、国際的に新しいイスラエルの友人たちを作りイスラエルを助けるための戦略を提示し、それは同様に既存のイスラエルの友人たちを新しい支持体制によって力を与えることになるものである。

イスラエル外務省と戦略省の政府高官と同様に、国際関係相のYuval Steinitz(ユーバル・シュタイニッツ)、補佐官のOfir Akunis(オフィール・アクニス)との個人的な会談でもその計画が話し合われた。

週の初め、トマス・サンデールはエルサレムで行われたアフリカの政治界、経済界、キリスト教会からのリーダーが一堂に会したアフリカ人指導者のサミットで講演した。サミットでの力強い講演に、反アパルトヘイト活動家として有名な、南アフリカの政府高官、Kenneth Meshoe (ケネス・メシェ)は、イスラエルはアパルトヘイト国家だというイスラエルに対してよくいわれる説は事実無根の誤りだと証言した。

「私のように個人的にアパルトヘイトのもとで苦難を経験してきた者からすると、中東で唯一の民主義国家をアパルトヘイト呼ばわりすることは実に不当で侮辱的なことだ。」と、イスラエルについての真実を国際的な指導者たちが理解するように尽力することを約束して語った。

アフリカの指導者たちとの会談において、イスラエル政府の指導者たちとの会談と同様、ECIはイスラエルを助け、新しい友人を作り外交的戦いで勝利を取るために努力するための先頭に立つことを誓った。

「祈りの力、教育や弁護の力を過小評価してはならない。」

Josef stalin(ヨシフ・スターリン)の有名な言葉である「そのローマ法王とやらは、戦車師団をいくつ持っているのかね?」を引用して、トマス氏はこう語った。

「スターリンは軍事力を持っていたが、その当時のクリスチャンは祈りの力と真理と正義に立つことの力を理解していた。これらは最終的に鉄のカーテンを壊す武器となった。」

祈りとイスラエルおよび中東に関する事実を伝えることに勝る武器はない。これらの武器は今日においても自由に使うことのできる武器であり、クリスチャンとして、我々は、祈りと真理を伝えることを再びより有効に用いる必要がある。」とトマス氏はエルサレムで彼の声明を結んだ。