2016年9月19日月曜日

ECI、国連総会に6年連続で出席


ECI、国連総会に6年連続で出席
ヨム・キプールが国連の祝日と承認された後、イスラエルは国連でより強い立場を得る

【2016年ニューヨーク】 イスラエルのためのヨーロッパ連合(ECI)は、9月19日月曜日からニューヨークで始まる第71回国連総会のハイレベルのセグメントに、193カ国から出席した世界のリーダーたちと共に出席する。難民や移民の大移動に対処するためのハイレベルの本会議も持たれる。

ECIの代表団が、パレスチナ国家の一方的宣言に反対する嘆願書をパン・ギムン国連事務総長に提出した2011年以来、ECIは国連総会のオープニング・セッションに毎回出席している。その嘆願書の中で、ECIは国際社会はイスラエル統治下で一つのエルサレムを保管することを強く求めた。その嘆願書は6万人の手書きの署名のファイルと共に提出された。

2012年11月29日にもECIは国連総会の会場に出席した。それは国々がパレスチナに非加盟オブザーバー国家の地位を与える投票を行い、圧倒的に一致した年だった。

2014年4月、ECIは、国連での働きの腕として文化外交フォーラム(FCD)を創設した。過去数年間にわたり、FCDは80カ国の国連代表部と会い、国連がユダヤ教の祝日であるヨム・キプール(大贖罪日)を公式の祝日と認めるよう働きかけてきた。国連が創設された1945年当時、ユダヤ人の祝日がしかるべき時に国連での公式の祝日となり、もはや労働の日ではなくなるとを認められていたが、今年は国連が1945年に創設されて以来、初めてヨム・キプールを公式の祝日と認めた記念すべき年となる。このことはイスラエルの代表団がハイレベルの会議に全参加することが可能にした。

2012年以来、ECIとFCDは多くのハイレベルの外交イベントをニューヨークの国連本部で開催、ユダヤ人の祝日を記念し国際社会に対する普遍的なメッセージを説明してきた。ユダヤ人の祝日の中で、ヨム・キプール、ロシュ・ハシャナ(ユダヤ暦新年)、ペサハ(過越の祭)はすでに祝われてきた。昨年、 ECIは、第70回国連総会が開催される週、ユダヤ教の儀式であるタシュリフを守ってユダヤ暦の新年ロシュ・ハシャナを祝った。この行事はパン・ギムン国連事務総長も積極的に参加され、国連のローズガーデンで開催された。のちにECIへの書簡で、事務総長は文化外交フォーラムの働きは「とても重要だ」との認識を示した。

エルサレムでのイスラエルのベニヤミン・ネタニヤフ首相とECIの国際的な幹部との会談のわずか10日後、今年の訪問は、ECIの国際創立責任者トマス・サンデールと国連ディレクター、グレゴリー・ラフィティによってなされた。ネタニヤフ首相はその会談の中で、国連のヨム・キプール承認に至る過程の中でのECIの働きの重要性を認めた。その後、今週後半、ECIはベニヤミン・ネタニヤフ首相主催のイスラエルの技術革新のハイレベルの会議に招かれた。

今週、ECIはまたEU理事会議長国スロバキアのアンドレイ・キスカ大統領主催の火曜の夜のレセプションに出席する予定だ。国家や政府首脳とEU外交官との双方の会議で、ヨム・キプール承認を支援してくれたすべての国家に感謝を述べる機会が与えらえている。

「今日国連は、ユダヤ人にとって以前よりも良い場所になっている、というのはこれらの改革による。」と国際連合関連ディレクターのグレゴリー・ラフィティは語った。今年の初め、イスラエルの国連大使ダニー・ダノンは国連第6委員会(法務上の問題を取り扱う)の委員長に任命され、国連の主要な委員会を導く最初のイスラエル人となった。

ECIは、ブリュッセルの欧州連合でイスラエルを支援するクリスチャンの声となるべく2003年に創設された。2011年の段階ですでにイスラエルはニューヨークの国連で同様の支援の声を必要としていた。「イスラエルは、国連加盟国193カ国中で唯一の国家で、2000年までそれは地域的なグループのメンバーでさえなかった。

我々はイスラエルを孤立させることはできなかった。これまでしばしばイスラエルを孤立させてきた国連と欧州連合の双方で、我々はイスラエルを支持するを固く決意している。それはエルサレムででもなくテルアビブでもない、イスラエルがより友を必要とする国際主要都市のブリュッセルとニューヨークにおいてだ。」とECI創設責任者トマス・サンデールは、毎年ECIが国連に戻って来続ける理由を説明する結論として語った。

第71回国連総会の一般討論演説は9月26日月曜日に閉幕する。