2018年3月28日水曜日

ECI主催の過越祭

60カ国以上の国連大使がECI主催の過越祭の晩餐会に出席

【2018年3月28日ニューヨーク】 ユダヤ教の過越の祭りの3日前、イスラエルのためのヨーロッパ連合と文化的外交フォーラムは、国連本部でハイレベルの外交的な過越祭の晩餐会セデルを催した。過越の祭りに先立って行われたこの催しはイスラエルの政府代表部との共催だった。

出エジプトを想起させる一連の国際情勢の中でセデルに出席した60カ国以上の国連大使や外交官たちに、講演者たちは、400年以上にわたるエジプトでの苦役からのユダヤ民族の解放と、イスラエルの地での自由と民族自決への道のりを思い起こさせた。

「それは長い旅でした。しかし今みなさんは祖国にいるのです。」ECI創設責任者のトマス・サンデルは開会の挨拶で語り、近代イスラエル国家設立70周年記念が間近であることを聴衆に思い起こさせた。

イスラエルの国連大使ダニー・ダノンは、ヘブライ語の「セデル」とは「秩序」の意味だと説明した。「世界中が激しく変動する今の時代にあって、我々がともに集い「秩序」が保たれていることを確認することは重要だ。それぞれの国の代表として、我々は、国連は偏見によって目をつぶることなく、自由と平和そして安全を脅かす現代のパロに立ち向かうことを確認する責任がある。」と語った。

ECIの国連関連責任者であり文化的外交フォーラムの共同創設者のグレゴリー・ラフィティはスピーチの中で、「文書化された最初の外交の記録」としての過越の祭りの物語に言及した。「これはエジプトからの脱出と人々の誕生であり、モーセ五書が与えられた経緯でもある。」と付け加えた。

イスラエルの政府代表部と共催の、国連本部内で過越の祭りのセデルは今年で3年連続して催されたが、最初は40カ国の大使と上級外交官が出席して国連本部で行われた。3年後、この催しの参加者は80を超え、そのうち60カ国からの大使と上級外交官が4大陸から出席した。

アンカラとエルサレムの関係はここ数年冷え込んでいるにも関わらず、トルコの国連大使Feridun Hadi Sinirliogluが出席したことで、過越の祭りのセデルを国連で行うことがより成功したものとなった。

ECIの代表団は、トマス・サンデール、グレゴリー・ラフィティ、J.ルドルフ・ガイギー、そしてフェイス・コリンス・チルドレス。過越の祭りのセデルは、ECIが現在国連本部で行っている活動の一つで、2014年から文化的外交フォーラムという名称で開催されている。

2018年1月16日火曜日


ロンドンで開催されたECIセミナー
EC離脱の後、親イスラエル教育について論議
一番の敵は、受け身の体制

【ロンドン 2018年1月16日】 英国は常にイスラエル支持を表明しているとは限らないが、時々に応じて更新する必要があろう。イスラエル支援の最大の脅威は、イスラエルの敵なのではなく、むしろ多くの親イスラエルのクリスチャンが持つ受け身の体制である。

1月13日土曜日、ロンドンで「EC離脱後の英国、ヨーローッパ、イスラエル」と題してECI主催の1日セミナーが開催された。

英国がEU離脱の準備をする中、多くのイスラエルの友は英国政府によるイスラエル支援の新たな黄金時代を望んでいたが、イスラエルに対するイギリスの対外政策は、新たに主導された米国管理の親イスラエルのスタンスと同調するものではなく、むしろEUの政策と一致するものにとどまった。

その週早く、ジョンソン英国外相は他EC外相と共に、米トランプ大統領とイランとの交渉を継続するよう懇願した。さらに、12月21日の国連安全保障理事官では、エルサレムをイスラエルの首都と認定する米国の決議案を国連が撤回案を採択したが、その支持に反対する国の中に英国はなかった。金曜日、トランプ大統領は2018年1月にロンドンで予定されていた訪問を最終的にキャンセルした。これは、米国と英国の特別な関係が現時点で緊張しているという事実を示すものである。

セミナーではテレビジャーナリストのシモン・バレットが、英国政府が米国大統領を支持せず、親イスラエル政策に立たなかったことを批判した。元労働党のマイケル・マッカン議員は、「英国は、EU外から出ようとしているのと同時に、ワシントンとの特別な関係を台無しにする余裕などないはずだ。」と述べた。

マッカンとバレットによると、現在の政府には不満があるが、保守政権への代替案はさらに悪化している、と言う。マッカンは現在、英国からのヒズボラの禁止を求めるキャンペーンを英国で率いている。彼はまた、テレサ首相がテロとの戦いにおいて一貫していないことを批判した。 「英国が昨年テロに襲われたとき、テロ対策を断固として断言すると約束したが、数週間後ロンドンの街で公然とテロ集団の支持者が公表したとき、テレサ首相は介入しなかった。」と語った。

今回のECIセミナーでは、クリスチャンは、選挙の約束に反する行動をとったときに、政治指導者に説明を促すことにより、イスラエルへの支援においてより積極的になるよう促した。

「イスラエルへの支援は、教会内部の四つの壁の外でも同じくらい重要です。しかし、人々の心と心のための戦いに勝つためには、イスラエルとその法的基盤の歴史を知る必要がある」とECIの創設者トーマス・サンデルは述べた。

2017年9月29日金曜日

ECI、ライチャーク国連総会議長とヨムキプールを祝う


ECI使節団、ミロスラフ・ライチャーク国連総会議長と公の会合でヨムキプールを祝う

【ニューヨーク・2017年9月29日】 ECI使節団は、29日金曜日、ユダヤ人の祭日ヨムキプールを国連の祭日としても祝うべき、ミロスラフ・ライチャーク国連総会議長と会合した。

ヨムキプールが国連の祭日として認められたのは昨年のことであったが、イスラエルが国連加盟国として認められてから67年以上の月日が経っている。会合でライチャーク議長は、承認には長い年月がかかったが、ユダヤの祝日とその他5つの祭日が認められたのは、国連が1945年に発足して以来、宗教の多様性を反映してのことであると語った。

また、祭日を巡るリストの中には大統領の日もあったが、米国政権がそれを放棄した寛大な支援のゆえにヨムキプールの国連での祭日が可能ともなった。

会合の中で、ECIはユダヤの祭日を配慮するだけでなく、ヨムキプールが伝えている、赦しと和解の普遍的価値を重視するよう強く主張した。ユダヤの新年(ロシュ・ハシュナ)とそれに続く、贖いの日(ヨムキプール)は10日間続くが、その週は、魂を静め、心の内面をさぐる週でもある。

ECIの創設者であるトマス・サンデル氏は、「緊張と偏向が増えている国際社会では、これらの基本的価値観と原則がこれまで以上に重要になっている。 」と語った。「来月10月は、1979年イスラエルとエジプトが平和条約を結び、アラブの主導者が初めてエルサレムを訪問してから40周年目に当たる。」




2017年9月15日金曜日

2017年9月 月刊報告


ECI、第1回シオニスト会議120周年を記念
ヨーロッパがユダヤ人国家を祝福すべき時

【バーゼル】 予想外の展開で、イスラエルのためのヨーロッパ連合は、2017年8月31日、バーゼルで行われた第1回シオニスト会議120周年を記念する唯一の公式行事を主催することになった。バーゼルでの公式記念行事をイスラエル政府が突如中止することになり、ユダヤ民族の歴史上重要なこの日を記念する公式行事が一つもなくなってしまった。急遽、ECIが 8月31日(木)のグランドホテル・レ・トロワ・ロワでの祝賀晩餐会を開催することで一変した。

ECIの創設責任者トマス・サンデールは、ヨーロッパはユダヤ人国家誕生の地であると同時に、この世界のどこよりも最大のユダヤ人の墓場でもあったという事実を聴衆に思い起こさせた。「我々がヨーロッパのユダヤ人の歴史を学ぶ時、2つの異なる道があることに気づく。1つは十字軍、ボグロム(東欧でのユダヤ人迫害)、そしてホローストだ。

もう1つは生き生きとした生命であり新しい誕生だ。1つは呪いと死に導くもので、もう一方は祝福と生命に導くものだ。」とサンデールは語った。「1つの道は1895年パリでのドレフュス裁判に象徴されている。そしてそれは1933年のベルリンでのヒトラー台頭、後にホロコーストで最高潮に達する1938年の水晶の夜事件と続いた。

もう一つの道は、1897年バーゼルで開催された第1回シオニスト会議、1917年ロンドンでのバルフォア宣言、そして1920年サン・レモでイスラエルにユダヤ人国家を再建するユダヤ人の権利を認めたことにその特徴が示されている。今日、私たちはどちらの道を選ぶのか?」「いのちを選べ、そうすればあなたとあなたの子孫は生きる。」と我々にチャレンジする申命記の聖書の言葉を引用してサンデールは結んだ。

特別ゲストのフィリップ・キリル・フォン・プロイセン王子は、高祖父にあたる最後のドイツ皇帝ヴィルヘルム2世が、イスラエルのユダヤ人国家の保護者となって欲しいというテオドール・ヘルツェルの要請を否定したことによって、どのように誤った道を選択したかを分かち合った。2、3年の後にドイツは戦争に敗れ、皇帝は王位を失い、それはヒトラーの権力増大とホロコーストへの道備えとなってしまった。皇帝はドイツにとって明らかな祝福を選ぶかわりに、呪いを選択してしまったのだと述べた。

在スイスイスラエル大使のヤコブ・ケイダール氏は、ユダヤ人国家の発祥の地であるバーゼルで8月31日の意味に気づかないまま過ぎてしまう状況を回避し、この晩餐会を主催したECIに感謝した。

バーゼルのユダヤ人コミュニティーの総裁であるガイ・リューフ氏は、2週間前、どのようにスイス連邦政府が120周年を祝ったかを説明した。しかしECIが記念日当日に祝賀晩餐会を催すことでバーゼルに名誉をもたらしたことに謝意を表明した。リューフ氏は、バーゼルはそのクリスチャン人口による支援によって1897年に選ばれたことを聴衆に思い出させた。

「この友情と支援は非常に重要なものとして今日に残されている。それゆえECIのようなクリスチャン団体が120周年を独自のお祝いとともに記念してくれたのはふさわしいことだ。」とつけ加えた。

サンデールは、集まりは、第1回シオニスト会議に参加した10人の中にいたウィリアム・ヘックラー師やアンリ・デュナン氏のような偉大な器が持っていた精神で開催されたと述べた。

「連合として、同じように我々は受け継いだ友情をユダヤ民族およびイスラエル国家とともに建て上げていきたい」と明言した。

この祝賀晩餐会は、ガブリエル・プレーヤー・コールの創設代表者ハラルド・エッカートによって導かれた個別の祈りのカンファランスによって先行された。エルサレムにあるクライスト・チャーチのチャプレンであるデイビッド・ピレギーは、シオニスト会議の成功とイスラエル国家建設というテオドール・ヘルツェルの夢の達成を助けたクリスチャン指導者ウィリアム・ヘックラーの役割について講演を行った。


ジョージ・ラフィテ
西側はユダヤ的ルーツがあることを理解する必要がある

【ブリュッセル】 晩餐会の基調演説で、文化外交フォーラムのジョージ・ラフィテ博士は、第1回シオニスト会議が120年前にバーゼルで行われた時、そこに集ったのは、政治家だけではなく、作家、思想家、知識人もいた、と語った。博士は、哲学者レオ・シュトラウスの言葉を引用し、「政治的シオニストは文化に基盤を置かなければならない。」と演説した。

博士は基調演説の中で、西側社会は2つの文化、ギリシャ文化とユダヤ文化によって形成されている、と言う。

「ギリシャの影響を受けているのは広く認識されている一方で、西側社会がユダヤの影響を受けているのは、あまり認識されていない。それゆえに、国際社会は、ユダヤ的ルーツについて理解する必要があるのだ。」

「ユダヤの文化はときにギリシャ文化に同化されていく危険性がある。西側社会はアテネというよりエルサレムにより影響を受けているのだ。」

博士は、やがて、西側社会の中でユダヤ的遺産が表面に現れ、それが現実的なシオンへの回復になることを描きつつ語った。

博士はヘルツルの言葉「シオニズムとはユダヤ人国家を再建する以上の何かである。」を引用しながら、シオニズムの中心は「無限の理想」であると語った。博士は、ギリシャの思想をユダヤの思想と対比させ、その違いを説明し、描写した。

ギリシャ思想は、すべての事柄は有限で悲劇的根拠を中心に据えるが、その一方で、ユダヤ文化はすべての事は無限であり、希望が中心にあると語った。ギリシャ文化はその場における現時点での解決策を求めるが、しかし、ユダヤ的思考は未来への希望を示し、永遠へのビジョンを掲げる。最も重要なことは、ギリシャの神々は人間のイメージであるが、ユダヤの文化は、人は神のイメージで創造されたというものだ。

博士は、ギリシャ文化を追放しようとしているのではなく、むしろ今日の文化に適切な位置と重要性を確立したいと願っていた。ユダヤ文化は過去において悲しむべきほどに無視されていたが、今こそ、西側社会にその位置づけと重要性に気づく時である。これこそが、ニューヨークの国連本部でECIが世界平和を求める中で、多くのユダヤの貢献が国際社会に提示されるために設立された「文化外交フォーラム」の目的である。

博士は、シオニストのヴィジョンがユダヤ人国家の建設で完結したわけではないと、演説をしめくくった。「シオニストのビジョンの完成は終わってもいず、完成してもいない。第1回シオニスト会議で語られたヘルツルの夢は、今日も有効であり、生きているのだ。

イスラエル国家は再建された。ユダヤ人はもはや別の文化に同化し、その文化を代替して解決策を求めることで満足しなくてもいいのだ。しかしながら、シオニストのビジョンは完成させる必要がある。個々のレベルだけでなく、国家レベルとしても。イスラエル国家は、ギリシャ国家などのように、単に再建された国なのではない。ユダヤ人国家として認識される必要がり、諸国に光として放つ役割を果たすべきなのだ。

博士の全演説の内容は「文化外交フォーラム」のWebサイトに今後掲載される予定。


パレスチナ自治政府はカリキュラムを更新
ECI:ヨーロッパは先鋭化と憎悪への融資を止めなければならない

【ブリュッセル】 オスロ合意の下、パレスチナ自治政府は市民に共存と平和が進められることが約束された。しかし、ECIが以前から何度も指摘しているように、現実的にパレスチナ自治区内においては大きく異なる議題が明らかになっている。

憎しみと相手を悪魔視する文化によって、パレスチナ当局は依然としてユダヤ民族に対する暴力を駆り立て、有罪となったテロリストや自爆犯に栄誉と報酬を与えている。

パレスチナ自治政府は、今月、領土内の学校における新しいカリキュラムを提示することになっているが、国際的な抗議にもかかわらず、ユダヤ民族を悪魔視し続けており、子どもたちに共存と平和を進めるために何の努力もしていない。

パレスチナの教科書は多年に渡り非難を受け続けて来たが、綿密な調査にも拘わらずカリキュラムが変更されることはなかった。一部の非難は、パレスチナ最大の組織的な支援者であり、その寛大な支援により平和への道を整え、先鋭化することがないようにする責任を持つEUに跳ね返って来ている。

EUの中でいくつかの国はパレスチナ自治政府が新しいカリキュラムを作る手助けをしている。それらの国々はフィンランド、ノルウェー、アイルランド、オランダだ。その教育システムが世界的な評価を受けたフィンランドが委員会の議長国となっている。

しかし実際は、今日フィンランドや他のEU諸国は、世界で最も不安定な地域に先鋭化を伝えており、進歩や発展を援助していないということだ。

ECIは、普遍的な価値観と平和を樹立するためにも、上記の欧州の政府とEUと協力する意向である。


私たちはECIのスタッフ
ECIの理事会がエルサレムで会合、15周年を迎える

【エルサレム】 ECIが来年15周年を迎えるにあたり、理事会とスタッフは今月エルサレムにおいて重要な理事会を行った。昨年とは対照的に、理事会がベンジャミン・ネタニヤフ首相と会談したこの年においては、内部問題に重点が置かれた。

「ECIが先駆的な段階から進むにつれて、私たちは将来を見据えつつも、立ち止まってこの15年を振り返ることが重要である。」とトマス・サンデル氏は述べている。「物理的な建物と同様に、人工組織も時間の経過とともに革新と微調整が必要である。そのためECIは今後ますます増える需要をより良く満たしていくために発展し、適応していく必要がある。」

現在の理事会は、Tor G. Gull(議長)、Bedros Nassanian(副議長)、Rick Ridings、AnttiHamalainen、Bo Sanderで構成されている。また、エルサレムには、トマス・サンデル、カタリナ・サルミ、ルース・ダスカルロポルー・アイザック、グレゴリー・ラフィット、アンドリュー・タッカーが在籍していた。

ECI理事会とスタッフのほとんどは意思決定者としての役割に忙しく、そのため会議で話し合われた議題の一つは、欧州と世界にECIの働きに関する情報を広めるのを手助けすることのできる「ECIプレゼンター」のコンセプトについてであった。新しい理事会メンバーであるBo Sander氏は次のように述べている。

「ECIは現在の友人ネットワークにおいて大きな可能性を秘めている。しかし、ECIは欧州連合や政府機関の支援を受けずに、支持者の寛大さにのみ依存している慈善団体であることを示すことによって、より良いものになっていく必要がある。ボランティアにパワーポイントのプレゼンテーションや他の教材を提供することにより、彼らはECIの仕事についてまだ知らないイスラエルの他の友人たちの間で、大使になることができる。」

これらの計画やその他の計画は、特別作業グループがECI 2025のビジョンを準備する中で一年を通してより詳細に提示される予定である。


欧州議会に戻り、第1回シオニズム会議120周年の重要性を語る

【ブリュッセル】 ECIは夏休み期間を終え、再び欧州議会に戻り、欧州議員と会合し、ブリュッセルで行われた第1回シオニズム会議120周年の今日におけるシオニズムの意義について、トークショーを収録した。その内容はこちらからご覧いただける。

【今後の予定】
2017年3月23~25日
ECI 欧州祈りのサミット
場所:ブリュッセル
「イスラエル70周年、ECI 15周年」

For more information: www.ec4i.org - Follow us on Facebook and Twitter.

2017年8月31日木曜日

第1回シオニスト会議120周年記念を祝う


ECI、バーゼルで第1回シオニスト会議120周年記念を祝う。
ヘルツルの夢は今も生きている。

【バーゼル 2017年8月31日】 8月31日木曜夜、第1回シオニスト会議120周年記念が、ECIと文化外交フォーラム主催で、テオドール・ヘルツルが1897年に滞在したとされる、歴史的ホテル、スイス・バーゼルにあるホテル・レ・トロワ・ロワで祝賀晩餐会が開催された。

スイス在住イスラエル大使のヤコブ氏は、このユダヤの歴史的な出来事をクリスチャンのグループが、まさに第1回シオニスト会議が開催された地で祝う事柄に感謝の意を表した。このイスラエルの記念すべきイベントはバーゼルで2週間前から祝われた。

バーゼル在住のユダヤ人コミュニテー総長であるガイ氏は、第1回シオニスト会議が1897年の時に、なぜこの地が選ばれたのかについてその理由を説明した。

「ドイツのミュンヘンやスイスのチューリッヒではあまりにも危険であったが、バーゼルの一般人口から考えるならユダヤ人には好ましく見えたからだ。」

基調演説でグレゴリー博士は、ヘルツルの夢は1948年イスラエル国家が建設されたことによって実現したかもしれない。しかし、ヘルツルのビジョンはまだ完成されていはいないことを指摘した。

博士は第1回シオニスト会議から使われた「シオニスト」(無限の理想)の言葉を用いて演説を続けた。「シオニズムとはたとえユダヤ人が祖国にイスラエルの地に戻ったとしてもその理想は尽きることがない。」とヘルツルは述べている。

博士は西側の世界観は、主にエルサレムとアテネであることを説明し、世界観のルーツがギリシャであることは言うまでもないが、ユダヤにもあることを語った。

プロイセンのフリードリヒ・ヴィルヘルム王子(歴史家)の祖々父にあたる最後のドイツ帝国皇帝ヴィルヘルム2世がユダヤ人擁護に失敗したことを語った。「もしヴィルヘルム2世がヘルツルが提唱したイスラエルにユダヤ人国家建設を擁護することに同意していたのであれば、歴史は違う展開が用意されていたことでしょう。」

祝賀会の主催者、トマス・サンデルECI創始者は、ユダヤの歴史的重要な日を記念することは、ユダヤ人国家がさらに創設される道を切り開かれるためにも重要であることを指摘した。

「1897年8月31日は、第1回シオニスト会議が幕を閉じた日だった。しかし、そのような時期に、ユネスコ決議によって、イスラエルの地にあるユダヤの歴史は否定されたのだ。欧州にいる多くのユダヤ人は自らのアイデンティティを消さなければならない。だからこそ、このヨーロッパでユダヤの歴史を記念する重要性を学ぶ必要があるのだ。」


2017年5月19日金曜日

ロンドンでイスラエル映画テレビ祭に参加


ECI、ロンドンで開催されたイスラエル映画テレビ祭に参加。
ヨーロッパとイスラエルの文化交流をプロモート

【ロンドン 2017年5月19日】 ECIは5月19日、ロンドンにあるオデオン映画スイス大学で「ハーモニア」と題するイスラエル映画特別上映会を開催した。上映会は現在イスラエルの新しい映画を世界中に配信しているロンドンで経営されているイスラエルの映画テレビ祭の一部である。

「なぜECIがイスラエル映画祭に関わるようになったのかには2つの側面がある。」とトマス・サンデルECIディレクターは語る。

「欧州の教育文化社会の一部はイスラエルをボイコットしたいと望んでいるが、我々はむしろイスラエルの生活文化をプロモートしたいと希望している。」

「ユダヤの聖書を始めとして、イスラエルの優れた文学の影響がなければ、今日のヨーロッパはどこにあるのだろう。イスラエルの文化を積極的に宣伝し、祝うことは、BDS(ボイコット、負の投資、制裁)や他の形態の反ユダヤ主義の可能性のある対抗手段でもあると言えよう。」

「ロンドンのイスラエル映画テレビ祭を主催することにより、EU離脱にかかわらず、ECIの重要な役割を果たす国であることをECIが表明したことになる。 英国はEUを離脱することになるかもしれないが、ストラスブールにある欧州評議会(欧州評議会)に47議席を持ち、積極的に活動している。これに加えて、英国は現在、国連でイスラエルに有利な姿勢と政策の新しい体形に重要な役割を果たしている。」と述べた。

ECIは昨年ロンドンで第1回全国会議を開いたが、次期会議も年内に開催する予定である。

19日に開催されたイスラエル映画祭の関心は期待以上に高く、早い段階で売れ切れた。映画「ハーモニア」は現代のイスラエルの雰囲気の中でサラとハガルの聖書の話をしており、招待された聴衆から好評を得た。

映画祭は、トマス・サンデルと地元主催者、ECIヤング・アダルト・リーダー、キャロライン・ギラルド、エレナ・ゼリバブコワによるECIの活動のレセプションと簡単なプレゼンテーションから始まった。 地元のユダヤ人コミュニティリーダーで、15年以上にわたり英国のキリスト教社会に成功を収めてきた、エライアス・ファタル(Elias Fattal)が共催した。

2017年4月12日水曜日

2017年4月 月刊報告


ECI年次総会、敵対するEU環境下でエルサレムに強固な防衛を提示

【ブリュッセル】 3月30日(木)、ブリュッセルの欧州議会で年次総会が行われ、ECIはエルサレムのために強固な防衛を提示した。今年の年次総会のテーマは、「ヨーロッパは聖なる都エルサレムに平和維持をもたらすのか、それとも平和を台無しにするのか」であった。

EUの政策は、パレスチナ国家を旧エルサレムに首都を樹立するエルサレム分割案を支持してきたが、ECIは断固としてそのような政策に反対してきた。

欧州対外的アクション中東部門(EEAS)のラウル部長に宛てた公開書簡の中で、ECIは分割されたエルサレムではなく統合されたエルサレムこそが聖なる都の平和を保ち、すべての宗教が自由に礼拝することを保障することを説明してきた。エルサレム広報センターのゴールド博士は基調演説の中で聴衆に、「EUは2つの立場の中から1つを選ばなければならないであろう。一つは聖なる地を守るという立場、もう一つは、聖なる地を破壊しようとするものだ。」と語った。

博士は演説の中で、イスラム過激派が関わってきた事件、また今まで関わったジハードについて最近の具体例を明らかにした。「2001年、タリバンはアフガニスタンにある2000年の歴史がある仏像を爆破し、2004年には、パレスチナ軍はベツレヘムにある降誕教会を占領し神聖を汚した。その後、EUの介入によって、テロリストたちは欧州やガザに亡命した。」

年次総会の政治的ハイライトはイリナ・ボコヴァUNESCO事務局長が個人的立場でエルサレムの微妙な問題について語った内容である。「ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の伝統を否定し、隠したり、消したりすることは、エルサレムの統合性を損なうものであり、ユネスコの世界遺産リストにその碑文を正当化する理由に反している。」

UNESCO事務局長からのメッセージは、国際的な報道機関に広く流通した。実際的には事務局長はこの政策会議には出席できなかったが、ジェニックUNESCO次官がボコヴァ事務局長の代理で声明を伝えた。

ボコヴァUNESCO事務局長は、ECIがエルサレムに関する歴史的真実を守るために果たした建設的な役割に対して、心からの感謝を個人的メッセージとして伝えた。政策会議の詳しい内容はこちらからお読み頂けます。

ECIの公開書簡、エルサレム市長の支持を得る

【エルサレム】 統合エルサレムについてのECIの公開書簡は、最初、3月30日に行われた欧州議会の年次政策会議で提出されたが、エルサレム市長ニール・バラカット氏の全面的な支持を得た。

会議の2週間前、市長はECI創設責任者トマス・サンデールをエルサレムのオフィスに招き、何年にもわたり統合エルサレムを支持するECIの働きに対して感謝の意を表明した。

年次会議に参加することはできない中、市長は公式のビデオメッセージを送り、それは会議で放映された。この公開書簡は、エルサレム再統合50周年記念に先立って、政治的、霊的指導者の方々に読まれることになる。そして公式にエルサレム市長に提出されることになる。

すでに2011年にECIは6万を超える手書きの署名を集めたが、その中の多くの著名な政治家が統合エルサレムを支持、当時はPLOが国連で一方的な国家樹立宣言をする脅威があった。

これからの数カ月、統合エルサレムのための様々な取り組みがあるが、反イスラエルグループが大規模なデモと「占領の50年間」に対する抗議を計画している。ダブリンでは、「占領」に抗議して、5月15日から一カ月の間、市役所にパレスチナの国旗が掲げられる。

ECIのメンバー組織、イスラエル大統領に招かれる

【エルサレム】 オランダに拠点を置く「イスラエルのためのクリスチャン・インターナショナル」は、3月中旬、エルサレムで開催されていた彼らの年次会議の間、イスラエルの大統領レウベン・リブリン氏に暖かく迎えられた。

大統領の官邸で行われた会談で、1809年以来、大統領の家族がどのようにエルサレムで生きてきたかについて再度語った。これはユダヤ人はエルサレムにおいて歴史を持っていないという主張を否定するものである。

短い所見の中で、大統領は、将来、メシアがエルサレムに戻ってくることを信じていると述べた。大統領は、ユダヤ人がイスラエルに帰還することを支援し、統一エルサレムを支持する「イスラエルのためのクリスチャン・インターナショナル」の働きに感謝を述べた。

このカンファランスで、マイケル・オレン外交副次官がイスラエル政府を代表して語った。オレン博士は、ユダヤ人国家誕生におけるヨーロッパとアメリカでのクリスチャンの中心的な役割について聴衆に思い起こさせた。

イスラエルのためのクリスチャン・インターナショナルは、イスラエルのためのヨーロッパ連合が設立したものの一つである。Willem Glashouwer学長は、最初のECI議長に選出され、今日イスラエルのためのクリスチャン・インターナショナルの事務局長である。アンドリュー・タッカーはECIの法律顧問として働いている。


ECI創設ディレクター、ノルウェーの選挙に先立つオスロシンポジウムにてスピーチ

【オスロ】 ECI創設ディレクターのトマス・サンデルはノルウェーでの議員選挙の数カ月前に行われたオスロ・シンポジウムにおいて基調演説者の一人であった。オスロ・シンポジウムにおいては、ノルウェーの各主要政治家たちの次期選挙における基本政策を聞こうとクリスチャンの有権者たちが集まるとともに、慣例により、ノルウェーでのクリスチャン投票で主要な問題となっているイスラエルのその講師団たちも含まれていた。

サンデルは、ノルウェー駐在のイスラエル大使ラファエル・シュッツ氏、モサブ・ハッサン・ユセフ氏(別名:ハマスの息子)、国際キリスト教大使館エルサレム(ICEJ)会長のユルゲン・ブリュラー氏とともにその講師団に加えられる光栄に預かった。

彼らは皆、混乱の激しい地域の唯一の安定した民主主義であり、ノルウェー政府の全面支持を受けるに値する国家としてのイスラエルに対する問題を提示した。中央右派連合が政権を取った前回の選挙以来、ノルウェーはそれ以前の反イスラエル政策を拒否し、イスラエルの真の支持国となっている。

しかしながら、ノルウェーの市民社会は依然としてBDS運動の最強要塞の一つであると考えられており、9月に政府が変更されれば、これはイスラエルの治安に新たな脅威をもたらす可能性がある。ECIは興味深く、また多くの者が集った会議の主催者であるKristenfolket、Norge I Dag、ICEJ Norwayに感謝申し上げたい。

2017年2月10日金曜日

2017年2月 月刊報告


欧州議会、新議長にタヤーニ元欧州委副委員長を選出

【ブリュッセル】 欧州議会は、新議長に、元欧州委員会副委員長のアントニオ・タヤーニ氏を選出した。タヤーニ氏は長年イスラエルの友であり、中東で迫害されているキリスト教徒の擁護者でもある。ECIは折ある度にタヤーニ氏と会い、直近では議長に選出される1週間前にECI支持のために会合した。昨年においては、氏は、欧州の急増する反ユダヤ主義の中、ECIが提唱したユダヤ人コミュニティ団結を表明するために「キッパをかぶる」運動を快く受け入れてくれた。タヤーニ氏の任期は2年半である。

ECI、欧州議会と国連で行われた「ホロコースト記念式典」に出席

【ブリュッセル/ニューヨーク】 ECIは、欧州議会と国連で行われた「ホロコースト記念日」の式典に出席した。今年は、新議長のタヤーニ氏が欧州議会で、国連ではアントニオ・グテーレス新事務総長が主催者であった。

欧州議会では、ECIからトマス・サンデルとルツ・イサックが出席し、タヤーニ氏は、反ユダヤ主義と戦うために、ユダヤ教とキリスト教の共通の価値の重要性を強調する必要性について語った。ニューヨークでは、ECIからグレゴリーとルドルフが出席し、グテーレス国連事務総長は、ユダヤ人を排除する社会の損失について語った。1500年代、新興国が栄える一方で、ユダヤ人をオランダに排除した結果、事務総長の母国であるポルトガルは経済の下方スパイラルを経験したことについて述べた。

ヘルシンキでは、ECIのグル会長がアンドレアス教会で行われたホロコースト記念式典で、地元のユダヤ人コミュニティのリーダーであるアリエル氏と共に講演した。

欧州議会で行われる新カンファレンスに、ECI共同主催者



【ブリュッセル】 ECIは、来月行われるBDS(イスラエルのボイコット運動)と戦う新たなカンファランスで共同主催者となる。カンファランスはEIPA(欧州・イスラエル広報問題)とMEPのラーズ氏が主催し、多くの欧州各国からユダヤ人活動家らが集い、ECI代表者としてルツ・アイザックが協力し、クリスチャンの活動家らも動因される。このカンファランスと平行して、BDS運動の擁護者らが欧州議会でそれぞれのセミナーを持つ。ECIはセミナーを協力、共存しながらも、ボイコット運動の擁護を継続するよう促す。ECIカンファランスでは擁護者、ボイコット運動家らの両面からの話を聞く機会を持つ。しかしこのBDS運動で非難する声やジャーナリストは遠慮頂きたい。



ECI、アグロ―の集会とラトビアの教会の礼拝で講演




【リガ】 ECIは、個人として、教会として、ムーブメントとして、祈りと教育と助けを通して、イスラエルと共に立つことを願う団体である。

ムーブメントの一つとして世界中の何万人もの女性の霊的刷新とイスラエルのための祈りを動因する女性のためのグループ「アグロ―」がある。


先月1月最後の週、トマス・サンデルはラトビアの首都リガで行われた欧州年次コンベンションでの講演に招かれた。アグロ―のべドロス副議長と妻であるレベッカ氏も同席した。そのコンベンションで、アグロ―のリーダーらはイスラエルとECIと共に立つことを再確認した。


1月29日(日)に、トマス・サンデルは、ラトビアの首都リガにあるニュー・ジェネレーション教会に招かれ、話す機会を得た。教会は数週におよび、パリ中東和平会議のために熱心に祈り、どのように陰謀が阻止されたのかの報告をじかに聞くことができたことを喜んだ。ニュー・ジェネレーション教会はECIとのパートナーシップを強めることに熱心であり、教会の指導者らは、ブリュッセルで行われるECI政策会議に出席する意向である。


ご案内

3月30日 於:欧州議会 ECI年次政策会議
3月31日~4月2日 於:ブリュッセル ECI欧州祈りのサミット

3月の詳細はこちら

出席に限りがあるために、出席を希望される方は、お早めにご連絡ください。


2017年1月12日木曜日

2017年1月 月刊報告


来るべき中東和平のパリ国際会議はエビアン会議と同じ瞬間となるか。

数年にわたりECIはさまざまな会議で、あまり知られていない1938年7月に行われたエビアン会議(フランス)について語ってきた。その会議で、国際社会はナチス・ドイツから逃れることを希望したユダヤ人難民の受け入れに消極的だった。キリスト教社会が助けの手を伸べなかった悲しい史実を知る。

諸外国がユダヤ人を助けることに興味を示さないことが、ヒットラーがユダヤ人を抹殺するという計画を前進させることになった。後は歴史が物語る。

1月15日日曜日、フランス主導の中東和平国際会議が開催されるが、エビアンでの出来事のようになるのだろうか。70カ国が東エルサレム(ここには旧市街もある)、西岸地区にあるユダヤ人入植地はすべて違法であるとする、いわゆる二国間共存のパラメーターの合意のためにパリ会議に臨むのである。この時、クリスチャンらは何をすべきか。

ECIは2003年、諸国が祖国からユダヤ人を根絶し、国際社会でそれらを分離して悪化させようとしているときに、イスラエルの支援のためにクリスチャンが発言する機関として設立された。祈り、教育、支援を通じて、私たちは、社会のあらゆる領域、欧州のいたる地域と同様、国際都市にある権力の回廊に擁護の声を響き渡らせている。

2017年も我々と共にイスラエルのために立ちあがってくださることを感謝する。反イスラエルの動きは再びヒートアップしている。皆様の助けと祈り、活動と経済的支援が、再び来ようとしているエビアンでの出来事から守ることになる。ユダヤ人は決して見放されてはいないことを知るであろう。

詳細はここから。

国連、団結してイスラエルを非難

【ニューヨーク】 忙しいクリスマスの週、ニューヨークの国連安全保障理事会で、オバマ米大統領は安保理決議2334号、ヨルダン川西岸と東エルサレムでイスラエルが進める入植地建設を違法であるとする決議案に対して拒否権を行使しなかった。

それゆえに、ユダヤ国家に対してさらなるボイコットが悪化し、国際的な反イスラエルの動きを強化する論議となっている。

オバマ米大統領の8年間の任期中、米国が国連決議に拒否権を発動しなかったのはこれが初めてのことだ。決議が採択されたのは、クリスマスとハヌカの1日前、トランプ米大統領の就任前1カ月もない出来事だった。

ECIは数カ月間そのような動きを警告してきたが、1日前にエジプトがイスラエル非難の採択を撤回した時に解決したと思われた。

1月15日、パリで行われる中東和平の国際会議で、安保理決議2334号の基盤が確立される。それはイスラエル国家とパレスチナ国家の二国間共存のパラメーターとなる青写真が出来上がることを意味し、ヨルダン川西岸と東エルサレムでのイスラエル入植建設は違法とし、エルサレムの旧市街は新しいイスラム国家パレスチナの首都と宣言するものである。

ジョン・ケリー米国務長官による最後の演説では、現在のイスラエル政府に対する和平プロセスのすべての足りなさを非難し、「イスラエルは民主国家でもなければ、ユダヤ人国家にもなれない。」とした。彼の発言は明らかに国際法違反であり、パレスチナ委任統治とユダヤ人国家を謳った国連分割案に反する。

これは1975年、「シオニズムは人種主義および人種差別の一形態である」とした決議をほのめかす。その数週間後、国際社会は、外交の溝に向かって大きく後退した。そして、これが今日の反シオニストを攻撃する格好の材料となり、この地域での和平樹立の可能性を低くさせている。

1975年当時、キリスト教社会はイスラエルが国連に非難されている時、何も発言しなかった。しかし、今、パリ中東和平会議を前にして黙ってはいない。ECIは、国連安保理15カ国に宛てた書簡をご覧いただきたい。 ECIは、パリの中東和平会議の日に合同集会に参加し、ヨーロッパ各地で祈祷会を開催する。 ここで詳しい情報を読むことができる。

ECI、イスラエル支持で欧州議会を満員に

【ブリュッセル】 国際連合で国際社会がイスラエルに対して攻撃的になってきている一方、ECIは、欧州議会で今までになかったほどのイスラエル国家に対する支持を取りつけた。

12月の第一週、ECIは、ヨーロッパ・クリスチャン・ポリティカル・ムーブメントと共に、EUとイスラエルの協力についてのカンファランスを共催、ユダヤ人国家を支持することを表明した。欧州議会内で行われた親イスラエルカンファランスの中でも最大級規模の一つで、ECIの活動家たちはイスラエルを支持することを表すために集まった。

ECIのディレクター、トマス・サンデールは、故エリ・ヴィーゼルの言葉、「反ユダヤ主義からユダヤ人を守るのはユダヤ人しかいないのか、他はどこにいるのか」と2004年に尋ねた言葉を聴衆に思い起こさせた。「12年経ち、我々はこの質問に、「見てください、我々はここにいる。」と答えたい。」とサンデールは語った。

イスラエル国会クネセットのヒリック・バル副議長はカンファランスの行われているホールを見回して、「我々イスラエルはヨーロッパに一人の友人もいないと言うが、見渡すと熱心なイスラエルの友人たちで会場は溢れている。皆さんのご支援を感謝します。」と語った。

欧州議会でのカンファランスに新たなるイスラエルの友人たちを動員するため尽力した、我々のブリュッセルでのコーディネーター、ルース・アイザックには大変感謝している。

次回の定例カンファランスは2017年3月30日(木)にブリュッセルで開催される。詳細はおってお送りする。すでに決まっている1月23日(月)にECIが共同運営するBDS(イスラエル産製品の不買、投資の撤収、経済制裁)運動に反対する新しいカンファランスに参加が可能。詳細はこちらをご覧ください。

写真:12月のカンファランスでの演者たち。欧州議会議員たちとイスラエルの国会クネセットの副議長(右から三番目)。

アフリカ代表団、1975年の国連決議案について謝罪

【ブリュッセル】 前例を見ない動きの中、安保理決議3379号廃止の25周年記念の時、アフリカからの政府代表団は、ECI首脳に会い、「シオニズムは人種主義および人種差別の一形態である」とした1975年の決議の際、彼らの国が主導的役割を果たしたことに遺憾の意を表明するために、はるばるブリュッセルにやってた。

そしてどのようにしたら彼らの政府がそのダメージを修復できるかの助言を求めた。この訪問は、国際社会が全体としてはイスラエルに敵対するようになる一方で、同時に法的にも歴史的にもイスラエルがユダヤ人の国家であることを認識してイスラエルに寄り添うことを求める国々が個別には多くあることを例証するものだ。

最近、新たに就任した英国のテレサ・メイ首相は、アメリカのケリー国務長官の反イスラエルの一方的な発言を非難したばかりか(安保理決議2334号がまだ可決されていない投票中の時)、オーストラリアのマルコム・ターンブル首相は、もしオーストラリアが国連安保理の一員であるなら、この安保理決議には反対すると断言した。これらは、イスラエルを支持することが正しいとする、強力かつ合法的な論拠を持っている限り、イスラエルの側に立つことを望む国々があることのほんの一例にすぎない。

これこそECIの働きのゴールの一つでもある。心を開き、ユダヤ人が先祖代々の祖国に対する権利を持つことを支持することを願うこれらの政府や決定機構に力を与え助けることだ。言うまでもないが、この働きはこれまでになく重要になってきている。皆さんの祈りと活動、そして経済的ご支援により、この働きが可能になっていることに感謝の意を表したい。


2017年会議のご案内

1月15日 パリ中東和平会議 ECI個別のイスラエル支持の集会を組織
1月23日 ブリュッセル欧州議会 イスラエル産品ボイコットに対する会議
3月30日 欧州議会 ECI年次政策会議
3月31日~4月2日 於:ブリュッセル ECI欧州祈りのサミット

3月の詳細は後ほど。


2016年12月26日月曜日

ECIプレス12月号


国連安全保障理事会の決議が平和プロセスに新たな障害を生み出す

【ブリュッセル 12月26日】 国連安全保障理事会(国連安保理)は、イスラエルの西岸地区での入植地政策を非難する反イスラエル決議を可決した。これにより、東エルサレム、西岸地区にあるユダヤ人入植地はすべて違法とみなされる。

有名なアラン・ハーバード大学教授によると、この決議は西の壁で祈るユダヤ人の祈りの法的有効性にも疑問を投じる言う。

反イスラエル決議の採択はクリスマスとハヌカの祭りの数時間前、エジプトがイスラエル非難の採択を撤回した後に可決された。

オバマ大統領が退任する前に、イスラエルを戒める可能性があり、通常であれば米国は拒否権を発動して却下されてきた非難決議も、棄権にまわって拒否権を発動したために可決されたとされる。反イスラエル決議は理事国15カ国のうち賛成14カ国、棄権1カ国で可決。 決議案を安保理に提出したのは、ニュージーランド、ベネズエラ、マレーシア、セネガルであった。

クリスマスイブの12月24日の声明で、ECI創設者のトマス・サンデル氏は、この決議を外交戦争の行為と呼び、反イスラエルの憎悪と暴力に対して国際的な政治活動に力を入れるよう呼び掛けた。

2016年11月30日水曜日

ECI会長からの手紙


親愛なる皆様へ

エルサレムで9月に行われたECI役員会で新しく会長に選任され自己紹介できることを嬉しく思います。私の名前は Tor G. Gull で66歳の2人の子供を持つ既婚者です。以前はECIの副会長と役員の会計として仕えてきました。ECIの役員会の偉大なグループで会長として従事できる機会が与えられたことを期待すると共に光栄に思います。

前任の役員会長としてリーダーシップをとられた ルドルフ(Rudolf Geigy) に感謝いたします。ルドルフは、イスラエルのすばらしい友です。彼が役員から離れることは寂しく思いますが、ECIを継続して支えてくれることを期待しています。神様がルドルフを豊かに祝福してくださいますように。

私はフィンランド人ですが、人生の40%程はフィンランド以外の国で過ごしてきました。会計と国際金融を学びました。この専門的な経歴が私を数カ国へと導きました。東アフリカで4年間、香港と東南アジアで3年間働きました。

2001年、主は私たち家族をオランダへ導き、国際開発銀行のCEOに就任されました。私たち家族は14年間、オランダで生活してきました。

イスラエルは何年もの間私たちの生活の中心的部分でありました。若い頃は、ヘルシンキにある旅行会社でイスラエル行の週のチャーター便とグループツアーのために働いてきました。また「イスラエルの友」と呼ばれているフィンランド協会の仕事にも関わっていました。

私たちはいつもECIを大切に思っていました。ブリュッセルで行われた祈りの集会や他の集会、昨年、エルサレムで行われた集会は、私たち家族にとって意義あるものでした。

主が多くの人々の心にECIを思う心を与えておられるのを見ることはすばらしいことです。ECIの生命線は、ヨーロッパや国境を越えて多くの国々でなされている、とりなしの祈りであることは間違いありません。ECIの働きの祝福は、祈りの答えであることは言うまでもありません。

私は謹んでECI役員の会長になることをお受けしました。昨年、私と妻は定年を迎え、主がフィンランドに呼び戻した時に、私たちはイスラエルに関する召しがあることを知りました。私たちが知らなかったことは、神様が備えられた私たちの住むべき家は、サンデルさん宅からほんの2分くらい離れたところだったことでした。ですから、トマス・サンデルさんとは近くで働くことができるのです。今ではすっかり私たちも落ち着いたかのように見え、神様の導きのすばらしさを思います。神様に仕えるとはなんと素晴らしいことでしょうか。過去1年間、役員の会計担当して、経済的に支えてくださった皆様に心から感謝申し上げます。

2016年10月26日水曜日

ECIプレス10月号


UNESCO、神殿の丘はユダヤ教とは関係がない決議を可決
EU議会、反対に失敗

【2016年10月26日 ブリュッセル】 国際連合教育科学文化機関であるUNESCOは、ユダヤ教の聖地である神殿の丘は、ユダヤ人にとってもクリスチャンにとっても無関係であるとする決議を、二週間も満たない間に3回の決議で可決した。

21カ国* で構成されるUNESCO世界遺産委員会(WHC)の1回目の決議がなされたあと、バン国連事務総長、イリナ・ボコヴァ国連教育科学文化機関局長が、神殿の丘はイスラムだけでなく、ユダヤ教、キリスト教、皆に重要な地と認識すべきであると公に反対意見を表明していた。

にもかかわらず、第40回世界遺産委員会で、19日水曜日の朝に「イスラムのエルサレム」報告書が正式に承認されたのである。秘密投票で、この決議に反対を表明したのは21カ国中、わずか2カ国だけであった。ジャマイカは欠席し、棄権。19日付のメディアレポートによると、世界遺産委員であるEU加盟国の4カ国(クロアチア、フィンランド、ポーランド、ポルトガル)は、早い段階で欠席を表明していた。

「イスラエルのユダヤ人にとってエルサレムの神殿の丘が歴史的に聖なる地であることは明白であるが、過激派の圧力によって否定する力が強くなっている。今日、エルサレムのユダヤ人の存在を無視するUNESCOの決議を承認することは、未来のない決定と言えよう。これは民族の歴史とアイデンティティを否定する単なる政治的民族浄化の残虐行為に過ぎない。」と19日の承認後、トマス・サンデルECI創設者は語った。

今年7月にイスタンブールで行われたWHCの年次総会でこの問題が初めて取り上げられてから、ECIは注目してきた。投票はトルコのクーデター未遂事件のために、10月に延期しなければならなくなった。

「国連制度を信頼する者にとってこの承認は誠に失望します。」とサンデルは語った。「この歴史的事実を政治的に捻じ曲げた国連決議に、今後真剣に国連決議をどう行け止めたらいいのでしょうか。」

「これは明らかに世界でどの国がイスラエルの友であるかは明白です。この決議を受け入れる責任がどのようなものであるか理解している政府であるならば、歴史からユダヤ民族を抹殺しようとする主張を受け入れることにつながるものであることが分かるでしょう。」とサンデルは警告した。

* UNESCO世界遺産委員会(WHC)21カ国:アンゴラ、アゼルバイジャン、ブルキナファソ、クリアチア、キューバ、フィンランド、インドネシア、ジャマイカ、カザフスタン、クウェート、レバノン、ペルー、フィリピン、ポーランド、韓国、チュニジア、トルコ、タンザニア、ベトナム、ジンバブエ



2016年10月18日火曜日

ECIプレス10月号


ECI、ユネスコの採択に反対で国連事務総長と一致
―決議案は欠陥があり国連のシステムの信頼を損なうもの

2016年10月17日【ニューヨーク】 国連事務総長のオフィスでの私的会談で、イスラエルのためのヨーロッパ連合は、エルサレムの聖地とユダヤ人のつながりを否定した最近のユネスコの決議案を非難した。

会談の中で、エドモンド・ミュレ官房長(写真)はパン・ギムン事務総長は、木曜日に採択されたユネスコの決議案に深く失望していたことを明言した。日曜日、パン・ギムン事務総長は、神殿の丘はユダヤ教徒にとってもキリスト教徒にとっても聖地であり、聖地ついて疑う余地のないこの共通認識を否認することに同意することは、平和に貢献するものではなく、ただ暴力と過激主義を増長させるだけのものだとの公式声明を発表した。そして関係者全てにエルサレム旧市街の聖地のつながりに関してこれまでの認識を支持することを求めた。

この決議案は世界中のユダヤ人コミュニティーに大きな騒ぎを巻き起こし、ユネスコのイリナ・ボコバ事務局長自身もまた、この決議案は事務局長に支持されたものではなく一部の加盟国によるものと明言、この決議案を快く思っていないとの声明を公式に発表した。

2011年、パレスチナ自治政府がメンバーシップの基準を満たしていないにもかかわらずフルメンバーとして受け入れられた時、最初、ECIは国連の教育科学文化機関が乗っ取られる危険性があると警告した。以来、パレスチナ自治政府はイスラエル国家に対する政治的復讐を始めることで、ユネスコを自らの政治目的のために悪用している。

執行委員会はすでに、4月にエルサレムの神殿の丘とユダヤ人とのつながりを否定する決議案を出していた。これは数カ月後の7月にイスタンブールで行われたユネスコの世界遺産委員会でも提出されたが、未遂に終わったトルコの軍事クーデターのため延期された。新しい採決は10月26日にパリで行なわれる。

「3000年にわたるユダヤ人とエルサレムのつながりという歴史的事実を否定する政治化された決議案は国際システム上の信頼を損なう危険がある。」とECI創設責任者のトマス・サンデールはニューヨークで警告した。

「もし不審な政治目的を達成するために歴史的な事実を変えられるというのなら、すぐにでもサン・ピエトロ大聖堂とクリスチャンに一切の関わりを認めない決議案を出すことができるだろう。もしこのような論理に従うなら、次のステップとしてイスラム教とメッカのいかなる関係をも否定すべきだ。

「しかしながら、文化的対話と協調の育成が設立目的の国際機関にすべての避難を浴びせる代わりに、我々は、この決議案を選択した24の国連加盟国と棄権した26の加盟国が自分の行動に責任を取るようにする必要がある。」(この決議案に反対したのはわずか6カ国だけだった。※)

「ユネスコは、歴史的な修正社会主義の舞台になるべきではなく、対話と協調の場となるべきだ。」とサンデールは結んだ。

「この扇動的なユネスコの決議案は、先週祝われたユダヤ教の祝祭日ヨム・キプール(大贖罪日)を国連が認めたような前向きの歩みに影を落とすものだ。」とECIの国連機関ディレクター、グレゴリー・ラフィティは評した。

「良い知らせは、国連事務局が現在公式にユダヤ人の文化と人類への貢献を公式に認め、尊重し始めたことだ。ユネスコの執行委員会のわずか24のメンバーが支持しただけの、欠陥のある決議案に全てのメディアが注目していることは遺憾である。我々は、ユネスコ決議案の否定的な結果を否定するべきでない、国連においてイスラエルがその素晴らしい貢献のために高く認識されているという事実を奪われるべきではない。」と述べた。

ECIは2013年から働きかけてきた国連で初めてヨム・キプールが公式に祝われた2日後の10月14日金曜日、国連事務総長のオフィスに招待された。

「我々が国連で最も高い地位にあるオフィスに招待されたことは2013年に立ち上げた文化的外交のためのフォーラムの働きが認められたことをも意味する。」とラフィティは結んだ。

※2016年10月13日のユネスコの執行委員会の投票結果

支持:アルジェリア、バングラデシュ、ブラジル、チャド、中国、ドミニカ共和国、エジプト、イラン、レバノン、マレーシア、モロッコ、モーリタニア、メキシコ、モザンビーク、ニカラグア、ナイジェリア、オマーン、パキスタン、カタール、ロシア、セネガル、南アフリカ、スーダン、ベトナム

反対:エストニア、ドイツ、リトアニア、カメルーン、エルサルバドル、フランス、ガーナ、ギリシャ、ギニア、ハイチ、インド、イタリア、アイボリーコースト、日本、ケニア、ネパール、パラグアイ、セントクリストファー・ネービス、スロベニア、韓国、スペイン、スリランカ、スウェーデン、トーゴ、トリニダード・トバゴ、ウガンダ、ウクライナ

セルビアとトルクメニスタンは欠席。

2016年10月14日金曜日

ECIプレス10月号


ECI、イスラエルの強いパートナーシップをアピール

【ワシントン 10月12日】 10月6日夜、米国ワシントンにあるECI系列の組織に、イスラエル支持への強いパートナーシップをアピールした。

「ヨーロッパは急増する反ユダヤ主義に対して戦うには初歩の段階です。しかし止めるわけにはいきません。現在のユダヤ人そしてイスラエル国家に対する嫌がらせは世界的な現象だからです。」と、トマス・サンデルECI創始者は11日の記者声明で語った。

特に、新たなる形態でのユダヤ人に対するBDS(イスラエルのボイコット運動)について述べた。BDS運動は英国などの国会議員らが非難し、フランスの最高裁判所が国際貿易法違反であると明示している。

サンデル氏は、ヨーロッパのユダヤ・コミュニティ機関や、現在の民主主義国家イスラエルだけでこの問題を取り上げているのではないと語る。EUの統計によると、欧州のユダヤ人人口は、1991年の20万人から2010年には14万人にまで減少している。昨年は数十万人ものユダヤ人が欧州から離れ、イスラエルに移住した。

2週間前には、欧州議会でユダヤ人コミュニティの将来として、ブリュッセルで特別会議を組織し、幾人かの講師は欧州で起こっている急増するユダヤ人への脅かしは新たなる出エジプトであると警告した。

会議では、前英国主任ラビであるヨナタン・サックス氏が、「反ユダヤ主義は時代に沿って、様々な形に変化することを理解していない。」と欧州のリーダーらを責めた。氏が語るには、「中世においては、ユダヤ人とはユダヤ教であるがゆえに嫌われ、19世紀と20世紀初頭では、ユダヤ人はユダヤ人であるがゆえに嫌われ、今日では、ユダヤ人国家があるがゆえに嫌われている。反ユダヤ主義は時代によって形は違うが、ユダヤ人は自由に存在し、人類平等である権利がないという反ユダヤ主義の観点は変わらない。」と説明した。

「このような反ユダヤ主義の形態は欧州だけに限りません。」とサンデル氏は警告した。「米国、そして他の国々でも同じような現象が起こっているのです。ある時は、人道擁護という名の水面下に身を隠しています。しかしながら、イスラエルは今日、中東諸国の中で唯一、基本的人権と自由の法律を完全に持つ国家として存在する一方で、あるクリスチャンの団体を含めた西側諸国によるボイコットの矛先が向けられているという矛盾が起きています。

「クリスチャンはこの事実を捉え、良きに計らうべきです。ある運動家が『ユダヤ人から購入するな。』と叫んだなら、問題が間近に存在することを理解するのです。」とサンデル氏は警告した。

「イスラエル支持に立つことは、ECIが、パレスチナ人の法的権利を無視するものではありません。過去において、欧州の地方大学でパレスチナの人権擁護に関するイベントを開催してきました。今日、パレスチナ人たちが直面する、イスラエル当局からだけでなく、パレスチナの政治指導者から受ける問題を取り上げ、その関心を高めました。」

「欧州がイスラエルを最良の友と思っていなくても、ユダヤ人がボイコットされ、欧州でテロのターゲットになっている時に、我々は時に間に合って、イスラエル擁護の発言と行動を取るべき歴史的責任を負っているのです。そして、世界の中で、我々は、自由、憐れみ、思いやりに価値を置く人々と共に立ち上がる必要があります。それゆえに、アメリカの姉妹団体が我々には必要なのです。」とサンデル氏は説明した。

この新しいECIの組織はワシントンDCを本部に置くが、主な活動はニューヨークの国連本部にある。ブリュッセルにあるEUとニューヨークとジュネーブにある国連での政治活動を舞台とし、欧州、アメリカでの反ユダヤ主義と戦うためにパートナーシップを組むのである。

2016年9月29日木曜日

ECI、ペレス前大統領の死去に黙祷


欧州議会も1分間の黙祷で敬意を払う

【ブリュッセル 9月29日】  2週間ほど前に脳卒中で緊急入院し、28日水曜日未明に死亡したペレス前大統領に、ECIは世界のユダヤ人コミュニティと共に黙祷の時をもった。28日、ECIトマス・サンデル創設者は、ブリュッセルにて多くのクリスチャンの思いを下記のように述べた。

「イスラエル建国の第一人者、ユダヤ人国家の柱、明確なビジョンを持った指導者の一人を亡くしたと言えます。シモン・ペレス氏は、イスラエルの指導的政治家であり、首相を2回、国の大統領を9回歴任しました。平和への真摯たる取り組みのゆえに、1994年にノーベル平和賞を受賞し、世界の人々から敬意の念を得ています。氏は決してあきらめることのない戦士でした。時代を先見した指導者は逝去されましたが、氏が幻を描かれた現在の民主主義イスラエル国家は建設されたのです。そして、さらにイスラエルの国は存続し続けるのです。」

同日、タジャニ欧州副議会は欧州議会にてペレス元大統領の死去のために1分間の黙祷を呼び掛けた。葬儀は10月1日金曜日、エルサレムにて多くの首脳陣らの列席と共に行われる。

2016年9月19日月曜日

ECI、国連総会に6年連続で出席


ECI、国連総会に6年連続で出席
ヨム・キプールが国連の祝日と承認された後、イスラエルは国連でより強い立場を得る

【2016年ニューヨーク】 イスラエルのためのヨーロッパ連合(ECI)は、9月19日月曜日からニューヨークで始まる第71回国連総会のハイレベルのセグメントに、193カ国から出席した世界のリーダーたちと共に出席する。難民や移民の大移動に対処するためのハイレベルの本会議も持たれる。

ECIの代表団が、パレスチナ国家の一方的宣言に反対する嘆願書をパン・ギムン国連事務総長に提出した2011年以来、ECIは国連総会のオープニング・セッションに毎回出席している。その嘆願書の中で、ECIは国際社会はイスラエル統治下で一つのエルサレムを保管することを強く求めた。その嘆願書は6万人の手書きの署名のファイルと共に提出された。

2012年11月29日にもECIは国連総会の会場に出席した。それは国々がパレスチナに非加盟オブザーバー国家の地位を与える投票を行い、圧倒的に一致した年だった。

2014年4月、ECIは、国連での働きの腕として文化外交フォーラム(FCD)を創設した。過去数年間にわたり、FCDは80カ国の国連代表部と会い、国連がユダヤ教の祝日であるヨム・キプール(大贖罪日)を公式の祝日と認めるよう働きかけてきた。国連が創設された1945年当時、ユダヤ人の祝日がしかるべき時に国連での公式の祝日となり、もはや労働の日ではなくなるとを認められていたが、今年は国連が1945年に創設されて以来、初めてヨム・キプールを公式の祝日と認めた記念すべき年となる。このことはイスラエルの代表団がハイレベルの会議に全参加することが可能にした。

2012年以来、ECIとFCDは多くのハイレベルの外交イベントをニューヨークの国連本部で開催、ユダヤ人の祝日を記念し国際社会に対する普遍的なメッセージを説明してきた。ユダヤ人の祝日の中で、ヨム・キプール、ロシュ・ハシャナ(ユダヤ暦新年)、ペサハ(過越の祭)はすでに祝われてきた。昨年、 ECIは、第70回国連総会が開催される週、ユダヤ教の儀式であるタシュリフを守ってユダヤ暦の新年ロシュ・ハシャナを祝った。この行事はパン・ギムン国連事務総長も積極的に参加され、国連のローズガーデンで開催された。のちにECIへの書簡で、事務総長は文化外交フォーラムの働きは「とても重要だ」との認識を示した。

エルサレムでのイスラエルのベニヤミン・ネタニヤフ首相とECIの国際的な幹部との会談のわずか10日後、今年の訪問は、ECIの国際創立責任者トマス・サンデールと国連ディレクター、グレゴリー・ラフィティによってなされた。ネタニヤフ首相はその会談の中で、国連のヨム・キプール承認に至る過程の中でのECIの働きの重要性を認めた。その後、今週後半、ECIはベニヤミン・ネタニヤフ首相主催のイスラエルの技術革新のハイレベルの会議に招かれた。

今週、ECIはまたEU理事会議長国スロバキアのアンドレイ・キスカ大統領主催の火曜の夜のレセプションに出席する予定だ。国家や政府首脳とEU外交官との双方の会議で、ヨム・キプール承認を支援してくれたすべての国家に感謝を述べる機会が与えらえている。

「今日国連は、ユダヤ人にとって以前よりも良い場所になっている、というのはこれらの改革による。」と国際連合関連ディレクターのグレゴリー・ラフィティは語った。今年の初め、イスラエルの国連大使ダニー・ダノンは国連第6委員会(法務上の問題を取り扱う)の委員長に任命され、国連の主要な委員会を導く最初のイスラエル人となった。

ECIは、ブリュッセルの欧州連合でイスラエルを支援するクリスチャンの声となるべく2003年に創設された。2011年の段階ですでにイスラエルはニューヨークの国連で同様の支援の声を必要としていた。「イスラエルは、国連加盟国193カ国中で唯一の国家で、2000年までそれは地域的なグループのメンバーでさえなかった。

我々はイスラエルを孤立させることはできなかった。これまでしばしばイスラエルを孤立させてきた国連と欧州連合の双方で、我々はイスラエルを支持するを固く決意している。それはエルサレムででもなくテルアビブでもない、イスラエルがより友を必要とする国際主要都市のブリュッセルとニューヨークにおいてだ。」とECI創設責任者トマス・サンデールは、毎年ECIが国連に戻って来続ける理由を説明する結論として語った。

第71回国連総会の一般討論演説は9月26日月曜日に閉幕する。

2016年9月15日木曜日

ECIプレス9月号


ネタニヤフ首相、ECIをエルサレムで歓迎
欧州のテロ防御線はイスラエル国家なくしてあり得ない。

【エルサレム 9月15日】 ECIはエルサレムで年次理事会を開催した際、イスラエル首相とイスラエル政府高官らと会合を持つというたぐいまれな機会を得た。会議はイスラエル政府閣僚室で行われ、ネタニヤフ首相はECIをエルサレムに歓迎すると共に、ECIが欧州、世界でイスラエルのために重要な役割を果たしていることに感謝した。欧州、世界の働きに関して、「あなたがたは我々の良き友だ。」と語った。

しかしながら、EUに関しては失望を示した。「世界はここ数年大きく変化してきている。その中でも理解に苦しむのはEU指導者の対応の変化だ。」これは、近年、ブリュッセルに本部をもつEUが、特に西岸・ガザ地区などの紛争地帯でイスラエルの孤立を目的とする法案を採択したことに対する事柄を明示した。

「イスラエルはイスラム国(IS)やアルカイダのようなテログループに対して欧州の最高の防衛線である。イスラエル国家がなければ、中東の西側地域は崩壊していたであろう。」首相は続けて、「アラブ世界はそのことを理解しているが、欧州はこれに関して軽視している。」と語った。二国間会議ではイスラエルを支持する多くの良き友となる政府がヨーロッパにあることは分かる。しかしながら、ブリュッセルで行われた非公式の欧州理事会では、満場一致でイスラエルを自動的に敵にする採択が決定されたのだ。

「しかし、イスラエルは一人ではない。」「アフリカ、ラテンアメリカからアジアに至るまで、イスラエルの多くの技術革新から利益と問題解決と協力を得るためにイスラエルを注目しているだけではなく、同時に、ダイナミックに飛躍するイスラエル経済に投資する道筋を探っているのだ。」とネタニヤフ首相は語った。

「実際、首相は日々、世界中からイスラエルを訪れる政府高官たちを受け入れている。」とヤコブ国家安全保障アドバイザーは説明した。ネタニヤフ首相はECI理事会前にジュリー・オーストラリア外相、マーク・オランダ首相と会合すると同時に、アンナ・スウェーデン野党総長と会合している。先週、オランダ滞在中、首相はプライベートで、クリスチャンのイスラエルを支援するロジャー氏に感謝の意を電話で伝えた。「イスラエルのためのクリスチャン(Christians for Israel)」はオランダを拠点として活動する、ECIのメンバーでもある。

ECI理事会で首相は、クリスチャンらによるイスラエル支持は重要であると説明した。ブリュッセル本部にあるEUでのECIの働きに再び感謝すると共に、ニューヨークの国連でのECIの文化外交フォーラム、国連でユダヤの祭日承認促進の働きを感謝した。第71回国連一般総会が9月13日にスタートした際、1945年国連創設以来、初めてヨム・キプールの贖罪日が国連での公の祭日として認められ、就業日ではなくなったのである。

グレゴリーECI国連問題ディレクターは、「この承認は、イスラエル国家に益をもたらしただけでなく、約100カ国にのぼる国連加盟国のメンバーの国の祭日をも認められることになり、この分野でのイニシアチブをとったと言えよう。」と語った。

2016年9月1日木曜日

2016年9月 月刊報告


幻が15年後に実現

この月間報告書をブリュッセルで1週間過ごした後、ヘルシンキに戻る飛行機で書き始めているが、9月に入ったことを気付かされた。

ECIがビジョンを掲げてから9月初頭で15年目にあたるが、最初提示された文書は、匿名であったにも関わらず、その2日後受け入れられた。フィンランドの首都ヘルシンキでそのビジョンは承認され、その15年後の2001年には南アフリカのダーバンで国際連合が人種主義、人種差別、外国人排斥および関連する不寛容に対する世界レベルの会議を組織化し、それに関連するイベントが開催された。国連の会議に平行して行われたNGO会議では、イスラエルは人種差別的国家であるとしたが、今日では新たなる反ユダヤ主義の出発点だったと多くの人々は認識している。いわゆる反人種主義と人権活動家と呼ばれている者らが「イスラエルに死を」と叫んだのがこの会議であり、その結果、イスラエル向けボイコット戦略が国際フォーラムで最初に提示された。その会議の3日後にあたる9月11日には、ニューヨークとワシントンDCでテロの攻撃にさらされ、それ以来、世界は大きく変化した。

この混迷する只中で、神様は「この時のために」新たに再び台頭する反ユダヤ主義に対してクリスチャンたちを立ち上がる助けとなるためにECIを立ち上げたと信じている。

このようないきさつで「ECI誕生」を覚えるにあたり、この15年間、祈りと協力と経済的支援によって、私たちと共に真摯に立ち上がったすべての人々に感謝することを思う。ビジョンが与えられてから15年目にあたり(公式的には2003年3月組織が発足した)、1930代ドイツで起こった反ユダヤ主義:ユダヤ人ビジネスをボイコットし、欧州からユダヤ人たちを締め出し、準国民とする反ユダヤ主義のスタートでもあった。今日においても、高まる欧州の反ユダヤ主義はユダヤ人の生活を脅かし、新たに割礼や食事規制禁止の法律が潜在的にあることは、もはやユダヤ人たちが欧州で生活できない環境ができつつある。それに加え、イスラエル産のユダヤ産品がボイコットにターゲットになっているのである。

しかし、この時こそ、イスラエルの友らはもはや受け身ではない。さらに次の15年間、この毎月のレポートで、さらに次の15年間、祈りと財政支援でECIと共に立ち、将来的にはより強く、より効果的に働く新たな展開を提示する。


シンガポールのクリスチャン、アジアにおけるECIの働きに興味を示す

【シンガポール】 8月中旬、ECI創設者トマス・サンデルとガル副会長は、5月に実りある海外派遣の後に、フォローアップ調査のためにシンガポールを訪れた。ちょうどその2週間前、我々のアンデレ顧問弁護士は、オーストラリアへ帰国途中、シンガポールに立ち寄り、弁護士らとクリスチャンのリーダーたちと共に、ECIの法的働きを提示するために会合し、彼らは国際法に基づく問題に大いなる関心を示した。

シンガポールは一世代で、第三国から経済的国家に転換した例外的な国を証している。その理由の一旦は、1965年以降、イスラエル国家と親しい協力関係にあることが、この経済的成長につながったといえよう。今日、イスラエルとシンガポールは、世界的にダイナミックに経済成長し、シンガポールのクリスチャンは、独自の文化変容を保有しつつ、イスラエルを強く支持している。

ECI、夏の余震とともにブリュッセルに戻り、秋への重要事項を明らかにする

【ブリュッセル】 イギリスのEU離脱という国民投票の驚くべき結果とテロリストの攻撃の新たなる波という印象的な夏の後、8月の最後の週に欧州議会のメンバーはブリュッセルに戻ってきた。8月31日(水)、ECIは、さらなるテロから市民を守るためにヨーロッパはイスラエルから何を学ぶことができるかを話し合うための秋に向けての最初のヨーロッパ・レポート(こちらをご覧ください)を記した。

オランダのBas Belder欧州議会議員は、EUが未だに昨今のテロ攻撃の背後にある過激派イスラム教徒の危険な役割を認めることを拒んでいることに、怒りを表明した。政治の指導者たちは、メディアを協力して精神疾患を患う市民権を奪われた若い移民者たちを描き出し、ヨーロッパに反ユダヤ主義と過激派イスラム教徒が深く根ざす隠されたヨーロッパの文化を認識することに失敗している。

一方、ECIは、パレスチナによるイスラエルでのテロにEUからの資金融資が継続して行われている問題に対して、4月の公式訪問の間に提出し、EUの欧州対外行動局(EEASはEUの外務省)との対話を継続させている。追跡要求への応答の中で、中東部門のディレクターがこのように書いている。「パレスチナ自治政府に供給されるEUの援助は、とりわけヨーロッパの基金が合意された目的のためだけに使用され、綿密に会計審査されていることを保証する厳正かつ継続した監視の下にある」。しかしながら、この声明は、数多くの理由でEUの管理と監督の不足を訴えている欧州議会予算管理委員会の報告と明らかに違う。

さらに、最新の中東カルテットからの情報によると、パレスチナによる暴力の扇動の問題が和平への明らかな障害となっていると強調されている。しかし、ブリュッセルの責任を持つべき当局は何も悪いことはなされていないと拒否している。

パレスチナ自治政府による暴力の扇動はさておき、ECIは、イスラエルに対するボイコット運動(BDS)に関する継続した闘いに的を絞っている。ECIはイスラエルに対するボイコットあるいはイスラエルを差別するいかなる試みにも明らかに批判の意を表明した欧州議会議長の事務所と定期的にコンタクトを取っている。しかし多くのEU官僚が、ヨーロッパの要求をイスラエルが飲むように説得する新たなるボイコットを承認するいくつかの加盟国のグループからの欧州委員会での圧力の高まりを報告している。

これらのグループは、いわゆるキリスト教系NGO団体が多く、人権、宗教そして国際法という言葉を捻じ曲げて、イスラエルを際的なのけ者にすることを求めるものだ。先月、ワールド・ビジョンという、国際的なクリスチャン慈善団体が数十億の予算をもって秘密裏にテロリスト組織ハマスに資金提供していたことが明らかになった。ECIは監視を継続していく。そしてもし必要とあらば、継続的にユダヤ人国家に対立し、イスラエルをののしり悪者扱いするこのようなクリスチャン団体を名指しで告発し恥させるつもりだ。


シャローム・フェスティバル、平和のメッセージをもってエディンバラ・フェスティバル・フィリンジに参入

【エディンバラ、スコットランド】 外交活動を通して政府レベルに影響を与えることと同様、イスラエル・ボイコット運動がイスラエルを圧迫し、その芸術や文化そして生産物までもヨーロッパから締め出そうとしているように、イスラエルの友人たちが、イスラエルを支持するためにヨーロッパの街の通りを埋め尽くす活動もまた必要不可欠なものだ。

これはまさに8月に、世界最大級の芸術祭、エジンバラ・フェスティバル・フリンジで起こった。ECI後援のスコットランドの親イスラエル団体が、スコットランドとイスラエル間に平和の架け橋を築こうとの試みでイスラエルの芸術、音楽そして文化を紹介するシャローム・フェスティバルを企画した。

もともとのベルギーでのシャローム・フェスティバルは、イスラエルのためのベルギー連合と我々のベルギー代表のルース・アイザック、そしてアントワープにあるコイノニア・ミニストリーから参加したルースの姉妹のEugenia Daskapoulous-Tarzilou によって最初に始まった。ユダヤ人団体と一緒に、中東での平和と共存のメッセージをもって、数年にわたりアントワープとブリュッセルでいくつもの文化的なイベントを開催してきた。それゆえ「シャローム(平和)・フェスティバル」と名付けられている。

ベルギーでの経験に励まされて、スコットランド系イスラエル人活動家、ニゲル・グッドリッチは、過去においてイスラエル人芸術家が参加を拒否されたエジンバラ・フェスティバル・フリンジで、現在この平和のコンセプトを紹介している。今年イスラエルは、シャローム・フェスティバルを通じて、イスラエル・ボイコット運動によって提示されたものとは違ったイスラエルを表して知名度を増した。イスラエルの友人たちがイスラエルの文化を会場の中で祝っていた時、反イスラエルのデモ参加者たちは大声で抗議していたが、それは会場の外側だった。

我々の友人で英国でのパートナーでもあるニゲル・グッドリッチに栄誉があるように。彼はこれらすべてを可能にした。

ECIの若き成人たち、各国の若い世代に届く

【ヘルシンキ、フィンランド】 EUとイスラエル間の将来の関係は次世代の手の中にある。2001年の事前の学びで、これは後にイスラエルのためのヨーロッパ連合の創設を導くことになるが、聖書的なイスラエルの支持者たちは、1948年のユダヤ人国家誕生の奇跡、1967年のエルサレム再統合、そして1973年のヨム・キプール戦争でのイスラエルの奇跡的な生存の直接の経験を持つ人たちだという傾向があることに気づいた。

今の時代に育った人たちは、イスラエルを「占領勢力」また「人権破壊者」として描く、偏見に満ちたメディアの報道によりイスラエル国家について全く異なった体験をもっている。真実からあまりにもかけ離れたものであるにしろ、こういった新しい世代がイスラエルおよび中東での紛争に関しての確かな事実と真実を教えられなければならない理由を表している。

ECIの若い成人たちのグループは(先月の記事をご覧ください)、このメッセージを若い世代に伝えいている。学びと成長の途上にある若い人々に届くことは極めて重要なことだ。オランダでは、我々の若いリーダーの一人が自分の大学で小さなプロジェクトを始めたが、それは、どのようにしてヨーロッパの大学のキャンパスに我々のメッセージを運ぶかの試験的な学びになると期待している。

別の若いリーダーの一人、Ina Litmaはこの秋、フィンランドの異なる主要都市でツアーを通してイスラエルについての事実を提示することにより、イスラエル・ボイコット運動の虚偽に反対する国際クリスチャン・エンバシー・エルサレムとフィンランドのクリスチャン民主党の青年部によって支援されたプロジェクトに関わる。これは今日の情報戦において先手をとるアプローチとして
良い例だ。反イスラエル憎しみのメッセージを携えて学生や若い人たちに反イスラエル主義のグループが手を伸ばしている事実に基づいて、小さいが明確に声をあげている。イスラエルと中東の平和を願う人たちがよりはっきりと明らかにされる時が来ている。違いを明らかにしてくれているECIの若い成人たちに感謝する!

今月の報告を終えるにあたり、若い方々および人生の経験を積まれた方々双方の、すべてのECIを支援してくださる皆さんに改めて感謝の意を表明したい。もし経済的にECIの働きを支援したいと思われた方は、ここから詳細をご覧ください

今後のイベント

2016年11月5日 於:ロンドン
第1回ECIロンドン総会

講演者: Tomas Sandell, Jacques Gauthier, Ruth Isaac, and more.
詳細は後ほど。



2016年8月15日月曜日

2016年8月 月刊報告


7月という月は北ヨーロッパのほとんどは休暇の期間で、ヨーロッパの機関もブリュッセルでは7月中頃は閉まっている。しかしながらイスラエルとヨーロッパの敵に夏休みはない。この報告書に見られるように、休暇シーズン中もイスラエルと我々のヨーロッパ大陸はテロ攻撃の脅威にさらされている。これに加えて、イスラエルは国際外交の舞台で新たなる国際法の不正使用キャンペーンに直面している。どうか今夏、我々がイスラエルとともに立つ時に、我々とともに立っていただきたい。

イスラム過激派による夏のテロ、欧州を襲う

【ブリュッセル】 この月刊報告を編集している時、ヨーロッパの中心地での前代未聞のイスラム過激派によるテロ攻撃の時代到来を目撃した。ニース、ヴュルツブルグ、ミュンヘン、ロイトリンゲン、イスタンブールまたはサン=テティエンヌ=デュ=ルヴレでの野蛮なテロ攻撃を詳細にわたって記載するには、ここは適切な場ではない。ヨーロッパは、中東での恐ろしい現実にこれまで以上に目覚め始めている。中東では隠蔽された独裁政権といった形か、あるいは過激派組織ISのような野蛮なテロリスト集団によって、イスラム過激派のテロは日常の一部となっているのだ。

ECIは長年にわたり、イスラエルの地でのテロ攻撃を占領に対する反発だと正当化し黙認することの結果を警告し続けてきた。これらの解釈は今や古びたものとなり、我々は同じテロに、ここヨーロッパの中心地で直面している。もし我々が過去に欧州連合の対応の論理に追従していたら、今頃、我々はただ座ってテロリスト達と交渉するしかなく、おそらく領土のいくらかをイスラムのカリフの統治に属するものとして、あるいはただイスラムの武力に服従して諦めなければならなかっただろう。これには選択の余地がない。

それどころか、今こそヨーロッパが現代のイスラエル国家こそ中東で唯一の同盟国だと気づき、イスラエルの過激派イスラムとの長きにわたる戦いにから学ぶべき時だ。

最近の移民についての討論の中で、我々は中東から逃げている移民に対してクリスチャンの一致団結を表す必要があると指摘されている。ヨーロッパが彼らや他の避難民に安全な避難所を提供するため、ヨーロッパはユダヤ教とキリスト教に根ざす大陸だということを思い起こし、新たな中東になってはいけない。

あるいは、「何も信じない文明社会は、究極的には何かに服従することになる。」これをBret Stephensがウォールストリートジャーナルの最近の特別ページに掲載した時、彼はその素晴らしい記事の中で、我々がイスラエルから学ぶことのできる道徳的レッスンを指摘した。つまりアイデンティティーは偉大な自由の守護者になりうる、そして自由な社会は革新主義的な適応の中を生き残れない。

代表団が混乱のイスタンブールから避げた時、ユネスコ会議はエルサレム問題には触れず

【イスタンブール】 7月16日土曜日、未遂に終わった軍事クーデターはイスタンブールを大混乱に陥れ、国連教育科学文化機関ユネスコの世界遺産委員会の定例会議は、突然、劇的に終了した。この会議では、エルサレム旧市街の嘆きの壁はイスラム教の場所でユダヤ教やキリスト教と一切関係ないと宣言するパレスチナーヨルダン決議案について検討することになっていたが、10月24日にパリのユネスコ本部で再開することになった。

これは、エルサレムについての歴史と法律に基づく事実をユネスコの世界遺産委員会のメンバーに提示してきたECIおよび国際的な団体による数週間にわたる熱心な働きの結果だ。委員会の選抜されたメンバーに宛てた書簡の中で、ECI創設責任者のトマス・サンデールは、神殿の丘は過去数千年にわたりユダヤ教の最も聖なる場所であった事実に彼らの注意を向けた。「ユダヤ人とエルサレムの関係は3千年を超えることについては否定のしようがない。」予定されているイスタンブールでの投票に先立ってこのように記した。

別の声明の中で、投票の週の間ニューヨークでの会議で、有名な国際法学者でイスラエルについての法律の専門家であるJacques Gauthier博士はこう述べている。「神殿の丘や嘆きの壁を含むエルサレムの聖なる場所とユダヤ人との歴史的、宗教的関係は、パリ講話会議中の1919年2月27日にユダヤ人に代わって連合国に提出された声明の一部だった。列強は、国際法に基づいて定められた1920年4月25日のサンレモ会議でのこれらの歴史的主張を承認した。これらの権利は、1922年7月に国際連盟理事会によって承認されたイギリスの委任統治領パレスチナに含められた。委任統治決議は、「パレスチナとユダヤ民族の歴史的関係とユダヤ人のナショナルホーム(民族郷土)をパレスチナに確立することを承認するもの」と詳細を記している。これらの権利は現在国際法、及び国連憲章第80条の下、保護されている、とGauthierは説明している。

「UNESCOの決議案は、エルサレムの聖地に関するユダヤ人に与えられている基本的権利を侵害するもの」と結んだ。

ECIは引き続き、10月24日にパリで再開されるUNESCO世界遺産委員会の会議の行方に注意深く検証していく。この会議に関する詳細は、おってお知らせする。

パレスチナ自治政府がバルフォア宣言に関し英国を訴訟しようとする中、
ECIは法的働きを加速する

【ブリュッセル】 先月のUNESCO世界遺産委員会で、エルサレムとユダヤ人のいかなる関係をも否定した後、パレスチナ自治政府は、1971年のバルフォア宣言について英国政府を訴訟する計画で、別次元での国際法の不正使用を行っている。

しかしながら、バルフォア宣言は法的文書ではなかった。したがって訴訟を受けることはできない。イスラエルにおけるユダヤ人のナショナルホーム(民族郷土)の権利は1920年のサンレモ会議と1922年の委任統治領パレスチナ決議で承認されており、国際連合の前身である国際連盟によって満場一致で可決されている。これらの権利は国連憲章第80条によって保護されており、これらの権利の否定は国連憲章と国際法に矛盾するものである。

これはおそらく、パレスチナ国家に対する国際的な支援を確保しようとする一方で、同時にエルサレムとユダヤ人のいかなる関わりにも異議を唱え、事実を曲げてイスラエルでのユダヤ人の権利に抗議する兆候を示している。最近のこの国際法不正使用のキャンペーンと断続的な暴力の扇動と嫌悪(これは現在、カルテットによって公に認識されている)は、「平和的二国共存」の概念とは全くかけ離れたものだ。

イスラエルとパレスチ人間の紛争は現在、これらの根本的な問題に戻ってきている。
―ユダヤ人はイスラエルの地に属するのか、それとも単なる乱入者、不法侵入者なのか?

―ユダヤ人は彼らの国家に対する権利を持っているのか、あるいはバルフォア宣言、サンレモ決議、そして委任統治領パレスチナはすべて欠陥のあるものなのか?

これらの根本的な問いに対する解答は、将来のイスラエル、アラブ間の闘争を定義づけるものとなるため、ECIの法的働きは現在の最重要事項だ。

過去10年にわたるECIの働きを通して、2010年4月にサンレモ会議の90周年記念が始まり、我々は、ユダヤ人国家の法的基盤を世界の政府や議会に示してきた。この働きは、我々の顧問弁護士アンドリュー・タッカーと同様、Jacques GauthierとCynthia Wallace といった法的判断に優れた国際的な学者との協力によってなされた。

2014年以来、国際社会へのイスラエルとユダヤ人の多くの貢献についての理解を促進するために、国連での文化的外交フォーラムを通じてこの働きは拡大してきた。近代国家イスラエルの法的基盤と国連におけるその重要な役割についての説明もまた、ユダヤ人の祝日ヨム・キプール(大贖罪日)を新しい国連の公式祝日として認識することに貢献した。この働きの結果として、(また国連に対するイスラエル国会代表の素晴らしい仕事のゆえ)イスラエルは今日これまで以上に国連で強くなっている。

しかし今月の新しいニュースが証明するように、戦いは終わっていない。どうか我々のEU、国連そしてユネスコでの法的働きを促進するため、今月、惜しみないご支援をもって助けていただけないだろうか? 皆様のご支援とご協力に感謝している。

若い成人たちが祈りとネットワークのために国際的首都で会議

編集後記:毎月我々の最も重要な活動や情報の幾つかを報告している。しかしECIには一回の月刊報告に掲載できる以上のものがある。今月、ECIの若い成人たちのグループに彼らの活動を分かち合ってくれるよう頼んだ。

2012年以来、ヨーロッパの諸国からきた若い成人たちのグループは、ECIの政策と祈りのカンファランスに参加している。何人かのECIの幹部も同席しての短い会議も持たれている。

最初のより大きなECIの若い成人のカンファランスは、ECIの法律顧問アンドリュー・タッカーと数人の若き成人たちによって2014年にハーグで開催された。

その目的はイスラエル国家の法的基盤について学び、若い世代がより強固にイスラエルと共に立つための備えをすることにあった。このカンファランスのハイライトの一つはイスラエル大使館を訪問することで、ヨーロッパ中から若い成人たちの代表として、困難な状況にいるイスラエルを励ますことができた。このカンファランスの最後で、ヨーロッパからイスラエルに友好をもたらす、地政学的な側面に焦点を絞ったイスラエルへの特別旅行について祈り始めた。

2015年5月、グローバル・プレイヤー・コールの直後、ECI初の地政学的ツアーが持たれた。これはツアーの一団と会ったイスラエルの政治家、外交官、、活動家そしてジャーナリストたちと同様に参加者を励ます体験となった。30人の参加者のおよそ半数が異なる職業的背景を持つヨーロッパ各国の若い成人たちだった。

この地政学ツアーの後、これらの若い成人たちの代表たちがSkypeを通して連絡を取り合っている。このグループはフランス、フィンランド、英国、オランダ、そしてドイツからの人たちを含み、メディアや報道通信関係、政治、神学、国際法と科学技術やビジネスの分野で学んだり働いたりしている。祈りの中で、我々は、共に祈り、我々の国及びヨーロッパ大陸のため主から聞くことの重要性を感じた。

2015年10月の我々の共通の首都ブリュッセルでの会合から始めて、続く10ヶ月、それぞれの国の首都で会合を持つ。アムステルダム(1月)、ベルリン(4月)、パリ(6月)、ヘルシンキ(7月)、そして8月に行われようとしているロンドンだ。この会合では、各国の首都の重要な場所への訪問も含まれていて、例えば、他の若い活動家やイスラエルのために祈る人たちと共に集まるのと同様にパリのイスラエル大使館を訪問するといったことだ。この中核のチームは、真の友好と祈りに基をおき、神の将来の計画のために自分たちの立ち位置を求めている。そこには祈りと啓蒙と支持を通して現れているECIの精神の継承が認められる。

この期間に始まった実際的な計画は啓蒙を含む。チームとして、我々は、イスラエル・インターナショナル(http://www.isreality.org/)のための若いクリスチャンのブログに掲載するパラシャ(安息日ごとの聖書朗読箇所)についてのコメントを書いている。世界的に混乱しているこの時代に、若い成人たちにとって旧約聖書が親しみやすいものとなるように努めながら、イスラエルと諸国といったより広い枠組みでパラシャを説明するよう励んでいる。

神はヨーロッパの若い世代の中に新しいことをしておられる。それは隠され、また小さいが、しかし純粋な愛と国境を越える友情と共に始まっている。神の民イスラエルと神の約束の地に関する理解を分かち合うことにおいて建て上げられ、ヨーロッパ各国と全体の上に神の祝福を求めている。大いなることがこれからやってくるのだ!

ECI若い成人のグループについての詳細については、info@ec4i.orgにご連絡ください。

(写真:2016年6月、パリのイスラエル大使館でのECI若い成人グループ)